ビューティコラム

医療レーザー脱毛の仕組みとは?周りの肌まで破壊しないのはなぜ?

脱毛の基礎知識  2019.06.18

医療レーザー脱毛は、毛根を破壊することで脱毛効果をもたらす方法ですが、なぜ周りの肌まで破壊されないのか、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。これには、医療レーザー脱毛の仕組みが関係しています。

今回は、医療レーザー脱毛の仕組みや照射による副作用の心配などについて、詳しくご説明いたします。

目次

  • 1.医療レーザー脱毛とは

  • 2.医療レーザー脱毛の仕組み

  • 3.まとめ

  • 医療レーザー脱毛とは

    医療レーザー脱毛とは、レーザーを肌に照射して、発毛組織を破壊する脱毛方法です。エステサロンで受ける脱毛とは異なり、「永久脱毛」の標ぼうが認められています。

    そもそも永久脱毛は、「最後の脱毛の施術から1ヵ月後の毛の再生率が20%以下」の施術を指します。つまり、医療レーザー脱毛であっても、永久に毛が生えてこなくなることを保証するわけではないのです。

    エステサロンの光脱毛やIPL脱毛は、永久脱毛の標ぼうが認められていません。そのため、ムダ毛の悩みを解消したい場合は、医療レーザー脱毛を受けることが大切です。

    ムダ毛が生える仕組み

    医療レーザー脱毛の仕組みを説明するためには、まずムダ毛が生える仕組みについて、知っておいていただく必要があります。

    毛根は、毛の先端についている白いものと思われがちですが、実は皮膚に埋まっている部分全体を毛根といいます。毛根とその周りにある器官のうち、発毛に関係しているのはバルジ領域、毛母細胞、毛乳頭です。

    医療レーザー脱毛では、これらの発毛組織を破壊することで、永久脱毛をもたらします。

    発毛組織の役割について、詳しくみていきましょう。

    バルジ領域

    毛根のうち、比較的浅い部分にあるバルジ領域には、毛を作るために必要な毛包幹細胞が蓄積されています。毛包幹細胞は、毛だけではなく、表皮や皮脂腺など様々な細胞へと変わることができます。

    毛母細胞

    毛包幹細胞から作られます。この毛母細胞が細胞分裂を繰り返したものが毛です。つまり、髪の成長とは毛母細胞の細胞分裂のことを指します。

    毛乳頭

    毛包幹細胞が毛乳頭に移動すると、毛包幹細胞が毛母細胞になるといわれています。また、毛乳頭は毛母細胞に酸素や栄養を供給する役割を果たしているため、毛乳頭がないと毛母細胞が細胞分裂することができません。

    このように、いずれの発毛組織も毛を生やすために重要な役割を果たしているのです。なお、毛を引っ張って抜いたとしても、毛乳頭まで取れてしまって毛が生えてこなくなることはありません。そのため、毛抜きで脱毛することはできないのです。

    医療レーザー脱毛の仕組み

    医療レーザーには様々な種類がありますが、医療脱毛に使用されるのは、毛の黒色に反応して発熱するレーザーです。毛根の周りにある黒いメラニン色素に吸収されることで、レーザーのエネルギーが熱に変わります。

    その熱によって、バルジ領域や毛母細胞、毛乳頭などが破壊されるのです。発毛組織は、一度破壊されると再生することはありません。そのため、医療レーザー脱毛を受けることで永久脱毛が期待できるのです。

    なお、医療レーザーによって、バルジ領域だけを破壊するものや全ての発毛組織を破壊するものなど、特性が異なります。使用するレーザー機器を確認したうえで、それぞれに合った説明を受けることが大切です。

    毛周期に合わせた照射が必要

    医療レーザー脱毛に通う場合、2~3ヶ月の期間を空けて通うことになります。なぜ、一定期間を空ける必要があるのか気になる方は多いのではないでしょうか。これには、成長期の毛に照射しなければ脱毛効果を得られないがないことが関係しています。

    毛は、毛周期と呼ばれる一定のサイクルで生え変わりを繰り返しています。毛周期には、成長期、退行期、休止期があり、このうち成長期に照射しなければ脱毛効果を得られないのです。

    毛1本ごとに毛周期が異なり、全体の20%程度しか成長期になっていません。そのため、毛周期のサイクルである2~3ヶ月に1回のペースで照射し、成長期の毛を脱毛する必要があるのです。

    約5回程度の照射で脱毛完了しますが、照射部位や体質によって異なります。また、エステサロンでは、「2週間に1回の頻度で通える」などと広告しているケースがありますが、照射はできても効果があるかは別の問題です。

    あまり短期間で何度も照射すると、肌に負担をかける恐れもあるため、正しい方法で医療レーザー脱毛を行うクリニックを選ぶことが大切です。

    医療レーザー脱毛はエステ脱毛より高出力

    医療レーザー脱毛とエステ脱毛では、同じ仕組みのレーザー機器を使用します。違いは、照射の出力です。

    医療レーザー脱毛は、医療機関でしか使用することができず、エステ脱毛で使用するレーザー機器よりも高出力となっています。

    そのため、約5回、約1年で脱毛が完了します。エステ脱毛では、2年以上通う必要があることが多く、できるだけ早く脱毛したい方には向きません。

    短期間で脱毛できれば、予約を取って忙しい中から通う手間も省けます。また、照射時には痛みを感じますが、通院回数が少ないことで、心身への負担も抑えられるでしょう。

    医療レーザー脱毛の副作用は?

    医療レーザー脱毛は、熱によって発毛組織を破壊するという仕組み上、どうしても副作用が起こります。起こり得る副作用は次のとおりです。

    (1)施術直後
    ・赤み
    ・ヒリヒリ感
    ・むくみ

    (2)施術後
    ・火傷
    ・増毛化
    ・硬毛化

    このうち、火傷や赤み、ヒリヒリ感、むくみなどについては、十分に防げる可能性があります。しかし、増毛化や硬毛化は、実際に照射しなければ起こるかどうかがわかりません。

    なお、このような副作用はエステ脱毛においても起こり得ます。

    医療レーザー脱毛なら負担を抑えられる

    医療レーザー脱毛はクリニックで受けられるため、医療機関ならではの対処が可能です。例えば、痛みが苦手な方に対して、麻酔クリームをご提案できます。エステサロンは医療機関ではないため、照射部位を冷やす程度のアフターケアしかできません。

    また、照射後に起こり得る副作用については、医療機関であれば炎症を抑える塗り薬を使用し、対処できます。

    さらに、肌の状態を見極めて、適切な出力に調整したうえで照射できるため、肌トラブルのリスクを抑えられます。このように、リスクを抑えたうえで短期間による脱毛ができることが医療レーザー脱毛の特徴です。

    まとめ

    医療レーザー脱毛の仕組みは、熱によって発毛組織を破壊するもののため、どうしても火傷などのリスクがあります。クリニックでは、肌トラブルを未然に防ぐために十分な対策を行い、万一トラブルが起きても医療機関ならではの対処をします。

    安全かつ短期間で脱毛したい方は、クリニックで医療レーザー脱毛を受けましょう。

    【記事監修】ウィクリニック 銀座院 院長
    秋田 護(あきた・まもる)

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