ビューティコラム

シミの種類にはどんなものがある?老人性色素斑から脂漏性角化症まで

美肌治療  2019.06.19

シミと言えば、肌の一部が薄い茶色や灰色に変色したものというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。実は、シミには様々な種類があり、それぞれ対処法も異なるのです。そのため、単なるシミと自己判断しないことが大切です。

医療機関で診断を受け、適切に処置してもらいましょう。

ここでは、シミの種類や対処法について詳しく解説していきます。

目次

  • 1.シミの種類

  • 2.シミは医療機関で診断してもらうことが大切

  • 3.シミを作らないための対策

  • 4.まとめ

  • シミの種類

    シミには、老人性色素斑や色素沈着、肝斑など様々な種類があります。それぞれの症状や特徴について、詳しくみていきましょう。

    老人性色素斑

    一般的に「シミ」と呼ばれるものが老人性色素斑です。丸い薄茶色の形で、輪郭がはっきりしています。紫外線や摩擦などの刺激から肌を守る「メラニン」が肌に沈着したものが老人性色素斑の正体です。

    メラニンは、肌の新陳代謝によって排出されるため、通常では肌に沈着することはありません。しかし、大量の紫外線を浴びたり強い炎症が起きたりすると、新陳代謝では排出しきれないほどに大量のメラニンが生成され、肌に沈着するのです。

    また、加齢とともに新陳代謝が衰えていくことで、老人性色素斑ができやすくなります。

    色素沈着(くすみ)

    ここで言う色素沈着は、くすみのことを指します。老人性色素斑とは異なり、加齢に関係なく起こります。老人性色素斑と同じく紫外線や摩擦、炎症などで起こりますが、時間の経過とともに薄くなっていくことがほとんどです。

    これは、新陳代謝が衰えていないためですが、生活習慣の乱れやストレス、間違ったスキンケアなどの原因で新陳代謝が低下していると、消えるまでに時間がかかります。

    ひじやひざなど、床や机などで摩擦しやすい関節部にみられることが特徴です。また、ニキビや傷が治った後に、くすみになるケースもあります。

    肝斑

    肝斑は、頬骨のあたりにできやすいシミで、輪郭や形がはっきりしておらず、広範囲にわたって広がりやすいことが特徴です。基本的に左右対称に表れますが、どちらかにしか表れないケースもあります。また、輪郭や形がはっきりしておらず、広範囲にわたって広がるものが多いことも特徴です。

    原因は詳しくわかっていませんが、女性ホルモンが関係しているといわれています。

    そのため、肝斑ができているのは30~40代の女性が多く、閉経すると薄くなったり消えたりする場合もあります。また、妊娠やピルの服用、ストレスなどでホルモンバランスが変化した際に肝斑ができ始める場合もあるなど、予防が難しいシミです。

    その他、紫外線を受けたり、ゴシゴシ洗顔をしたりした際に悪化する場合もあります。

    そばかす

    そばかすは、2~4ミリメートル程度の小さな薄茶色のシミがたくさんできた状態です。主に、鼻や頬に現れやすく、肝斑やシミとの鑑別が必要です。首やデコルテにもできる場合があります。

    そばかすには、遺伝による先天性のものと原因不明の後天性のものがあり、多くは先天性のもので、幼少期にでき始めることが特徴です。思春期では、一時的にそばかすが増えますが、大人になると減ったり消えたりする場合があります。

    後天性のそばかすは、自然に消える可能性が低いといわれています。そのため、大人になってもそばかすが消えず、悩んでいる方は医療機関で治療を受けることが大切です。

    後天性真皮メラノサイトーシス

    後天性真皮メラノサイトーシスは、両側性太田母斑様色素斑ともいいます。20歳以降に、両側の頬に現れる小さいシミで、地図状に広がる場合もあります。

    皮膚は上から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されており、一般的なシミは表皮にメラニンが沈着していることが特徴です。一方、後天性真皮メラノサイトーシスは、表皮よりも奥にある真皮でメラニンが増えています。

    脂漏性角化症

    脂漏性角化症はシミに似ている場合もありますが、肌色や茶色、黒色の組織が増殖してできるイボです。皮膚のどこにでもできますが、身体やこめかみによく発生します。中年以降の高齢者によくみられ、若い人にみられることは少ないです。

    円形か楕円形をしており、大きさは約5ミリメートル程度から5~10センチメートル程度までと様々です。細胞が増殖したもののため、悪性の病気を心配される方もいますが、健康に悪影響を及ぼすことはありません。また、脂漏性角化症ががん化することもないといわれています。

    治療の必要もありませんが、コンプレックスに感じていたり、ヒリヒリ感やかゆみなどの症状が現れたりしている場合は、電気針や液体窒素などによる治療を検討してください。

    シミは医療機関で診断してもらうことが大切

    シミには様々な種類があり、自己判断することは困難です。シミだと思っていたら、がんだったという事態を防ぐためにも、早めに医療機関を受診しましょう。また、シミによって、治療法が大きく異なります。

    複数の治療法が用意されている美容クリニックであれば、シミの状態や予算、ライフスタイルなどを踏まえ、適した治療法を提案できるでしょう。保険診療のみ取り扱っている医療機関の場合、場合によっては希望通りの結果になりません。

    そのため、多くの選択肢を用意している美容クリニックに相談することをおすすめします。

    シミを作らないための対策

    シミには、女性ホルモンが関係しているものや原因不明のものもあるため、必ず防げるとは限りません。しかし、くすみであれば、普段のケアでリスクを抑えられます。次のように対策しましょう。

    紫外線対策

    紫外線は、肌を乾燥させたりメラニンの生産を促したりするため、シミだけではなく湿疹などの肌トラブルのリスクも高めます。そのため、普段から日焼け止めクリームによる紫外線対策が必要です。

    また、UVカットの衣類や帽子、日傘なども取り入れましょう。紫外線は、地面から照り返すため、日傘をさしていても日焼け止めクリームが必要です。

    抗酸化成分を意識的に摂る

    紫外線を浴びると、体内で活性酸素が発生します。活性酸素は、外敵から身を守るために必要なものですが、増えすぎると肌細胞の酸化が進み、トラブルのリスクを高めます。

    ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化成分を意識的に摂ることで、細胞の酸化を抑えられます。ビタミン類は、トマトやレモン、ほうれん草、ピーマン、にんじん、ブロッコリー、うなぎ、レバーなど、様々な食物に含まれているため、偏りのない食生活を心がけましょう。

    まとめ

    シミには、若い人にもみられる色素沈着、老人性色素斑、そばかす、肝斑など様々な種類があります。まずは、医療機関を受診して、シミの原因を突き止めましょう。そして、シミの種類に応じて適切に対策することが大切です。

    シミがあると、実年齢よりも老けて見える場合もあり、多くの方を悩ませています。早めに対処することで、シミの悩みを早く解消できる可能性があるため、勇気を出して受診することをおすすめします。

    【記事監修】ウィクリニック 銀座院 院長
    秋田 護(あきた・まもる)

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