ビューティコラム

蓄熱式レーザー脱毛と単発式レーザー脱毛の違いって?

脱毛の基礎知識  2019.12.17

蓄熱式レーザー脱毛と単発式レーザー脱毛の違いって?

脱毛をしたいと思っても、どこでしたらいいのか、どんな脱毛法があるのかなど、知らないことがたくさんあります。まずはクリニックでする医療脱毛なのか、エステサロンでするエステ脱毛なのか、選ばなければならないのですが、それぞれの場所でも脱毛の施術に用いる機器は様々です。各クリニックやサロンがどんな機器を導入しているのか、それは自分に合っているのかなど、大切なポイントをチェックする必要があります。ここでは、医療脱毛とエステ脱毛の違いを見たうえで、主に医療脱毛で用いられる蓄熱式レーザー脱毛と単発式レーザー脱毛の違いについてご紹介していきます。

医療脱毛とは

まず、医療脱毛とは、レーザーを用いておこなうものです。毛を発生させる源である毛根部分にあるメラニン色素に反応して、これを破壊していきます。毛は一斉に生えるわけではないので、それぞれの毛の生え変わるサイクル(毛周期)に合わせて、数週間から週カ月に一回、複数回レーザーを照射することで、脱毛を完了させることができます。毛を生えさせる工場部分は強烈なレーザーによって破壊されるので、レーザーを当てれば、そこから毛が生えることは永久にありません。

確実に脱毛することができます。強力なレーザーで毛を生えさせる工場部分を破壊するので、一度レーザーを照射した部分からは永久に毛が生えてくることはありません。

医療脱毛とエステ脱毛の違い

一方、エステ脱毛では、脱毛に使うレーザーの出力が低いため、完全に脱毛ができないというのがデメリットです。レーザーを当てた直後は、脱毛がされますが、数日たつと、再び生えてきますので、医療脱毛よりも多くの回数、サロンに通う必要があります。

また、完全な脱毛にはならないので、個人差が生まれやすく、毛が薄くなる程度で終わってしまう場合もあります。

医療脱毛に使われるレーザーの種類

医療脱毛に用いられるレーザーには、大きく分けて2つあります。1つは、前述した単発式レーザー、2つ目は蓄熱式レーザーです。

単発式のレーザーは従来型のもので、メラニン色素に反応して、破壊していくというものです。いわゆるゴムをはじいたようなバチンとした音と光、そして痛みを伴います。これが脱毛に対して多くの方が抱くイメージであり、痛みに弱いという方が敬遠したくなるところでしょう。

蓄熱式レーザーとは

これに対して、蓄熱式のレーザーでは、単発式レーザーとは違う、バルジ領域と呼ばれる部分にアプローチしていきます。バルジ領域とは、毛が生えるのに必要な細胞を生み出すところで、この細胞が毛母細胞になり、毛根から栄養を供給されることによって、毛が伸びていきます。

このバルジ領域が発見されたのは、2000~2001年頃ということからも、バルジ領域を破壊することで脱毛していく蓄熱式レーザーは最新のものだということがわかります。

バルジ領域とは、毛の生成に必要な細胞を作り出す部分で、これが毛母細胞になり、毛根から栄養を受けて、毛が生えるという流れになります。

このバルジ領域が発見されたのは、2000~2001年頃の話なので、ここを破壊して脱毛をするというレーザーが開発されたのも、実はつい最近のことなのです。

蓄熱式レーザーによる脱毛メカニズム

蓄熱式レーザーでは、皮膚の真皮層にあるバルジ領域に熱を加え、破壊していくのですが、バルジ領域は直接毛とつながっているわけではないので、単発式レーザーのように毛が生えていなくても脱毛の施術は可能です。

単発式レーザーのように毛が生えている状態でないと施術ができないということはありません。

毛が生えていない時期でも、バルジ領域は存在していますので、いつでも施術することはできます。また、黒いものに反応するわけでもないので、日焼けした肌にも施術可能です。

脱毛時の痛みが少ない

また、痛みに関しても、肌表面は冷却装置で冷やしながら、肌内部を65℃前後の低温でじんわりと熱を加えていくものなので、ゴムではじいたような瞬間的な痛みもなく、急激な温度上昇もないので、やけどのリスクを減らすことができます。痛みに弱い方にも向いている施術法といえるでしょう。

肌にやさしい

蓄熱式レーザーは、お子様や敏感肌で悩んでいらっしゃる方にも施術可能なレーザーです。肌を守り、保湿効果のあるジェルを塗ってレーザーを当てていきますので、比較的肌にやさしい施術法だといえます。

脱毛部位や肌の状態に応じて照射出力を調節可能

いくつかの異なる波長のレーザーが出力され、出力も調整できるため、個人差や部位差が生まれやすい毛の太さや量、濃さに関係なく、照射することができます。

施術時間を短縮できる

蓄熱式のレーザーは、ヘッドが大きく、一秒あたりに照射されるショット数も多いので、単発式レーザーと同じ時間で、より広い範囲に照射することができます。また、アプローチする部分はメラニン色素ではなく、毛と直接つながっていないバルジ領域のため、

単発式レーザーとは異なり、アプローチする部分がメラニン色素ではなく、バルジ領域と呼ばれる毛とは直接つながっていない部位のため、前述の通り、毛周期に関係なく、いつでも施術することができます。従来の単発式レーザーでは、施術後に、ほかの毛が生えてくるまでの数か月間待って、再び施術を行っていましたが、蓄熱式レーザーでは、この待ち時間を短縮することができるのが大きなメリットです。

単発式レーザーとは

単発式レーザーによる脱毛メカニズム

単発式レーザーは、毛が生えてくるもとになっている毛母細胞の中にあるメラニン色素に熱を加え、破壊するというものです。黒に反応するので、日焼け肌や色黒の肌に照射すると、多少の痛みが生じることがあります。

単発式レーザーは、毛母細胞にあるメラニン色素に反応し、熱を加えて破壊するというものです。黒い色に反応するレーザーなので、日焼けした肌やもともと色黒の人には、通常よりも多少強い痛みが伴う場合があります。また、やけどのリスクもあるので、そもそも施術ができない場合もありますし、出力を調整するなどの注意が必要です。

施術には、毛が生えていることが絶対条件なので、一度施術を行ったら、再び毛周期が異なる毛が生えてくるのを数カ月間待たなければなりません。そのため、すべての施術を終えるには、蓄熱式レーザーよりも時間がかかることになります。

照射口を変えれば広い部位にも狭い部位にも

単発式レーザーの強みとしては、照射口を変えることができるという点です。背中や腕、ももなど、照射範囲が広い部位に関しては、広い口を、顔やVIOなどの狭い部位には狭い口をと、部位に応じて柔軟に照射口を変えることができるのがメリットです。

日本人の肌質にあっている

日本人は肌の表面部分にメラニン色素が集まっていると言われています。そのため、短い波長のレーザーを当てると、やけどを起こすリスクが上がってしまうと言われていますが、このレーザーは、波長が長いので、やけどを起こすリスクは減ります。

蓄熱式と単発式 どちらを選ぶべき?

蓄熱式と単発式とを比較すると、蓄熱式の方がメリットが多いことがわかります。単発式のメリットとして挙げた項目に関しても、ほとんどのものが蓄熱式でも実施可能なものです。

メリットの多い蓄熱式レーザー

蓄熱式レーザーは、最新の研究から作り出されたレーザーということもあり、痛みややけどなどのリスクだけでなく、様々な肌質や毛質に施術可能だったり、施術時間が短くて済むなど、多くの問題を解決してくれる施術法だといえます。

こんな方は施術できないので注意

レーザー脱毛をする際には、蓄熱式や単発式に関わらず、光感受性が強い方や施術部位に切り傷などのケガをされている方、また、入れ墨が入っていたり、目の周りなど弱い部分には施術ができないので、こうしたことに心当たりがある方は、電話などでクリニックに問合せしてみてください。

##まとめ

従来の脱毛に対するイメージを変えてくれそうな蓄熱式レーザーですが、残念ながら、すべてのクリニックが導入している機器ではありません。クリニック選びの際には、料金や通いやすさなどのソフト面だけでなく、こうした最新の機器が導入されているかといったハード面も一つの目安として選んでみてください。

【記事監修】ウィクリニック 銀座院 院長
秋田 護(あきた・まもる)

医療脱毛なら業界最安クラスの ウィクリニック

ウィクリニックの全身脱毛は月々3,200円から。クリニック独自で開発している医療脱毛機を利用しているため、業界最安クラスの価格を実現しました。

料金・コースをみる