クリトリス(陰核)包茎にお悩みの方には、クリトリス包茎手術をおすすめします。
クリトリス包茎手術を受けることで、衛生面や感度の向上につながります。
このページでは、クリトリス包皮の仕組みや治療法、リスク、費用などをまとめました。
クリトリス包茎の施術を検討している方は、ぜひご一読ください。
クリトリスとは、小陰唇の上にある小さな突起
クリトリスとは、小陰唇の上にある小さな突起のことです。
男性でいうと亀頭にあたる部分で、海綿体からできています。
性的興奮によって男性の生殖器のように充血・膨張し、硬さが出てきます。
性的興奮を高めるために特化した器官と考えられています。
平均値 | 最小値 | 最大値 | |
クリトリスの幅 | 4.62mm | 1mm | 22mm |
クリトリスの長さ | 6.89mm | 0.5mm | 34mm |
こちらは、657人の女性器を比較したデータです。
クリトリスの幅は平均4.62mm、長さは平均6.89mmですが、個人差が大きいため、平均値に当てはまらなくても異常というわけではありません。
クリトリスの包皮は、通常剥くことができる
クリトリスの外側には包皮と呼ばれる皮膚があります。
子供の頃は包皮で覆われており、成長とともに剥けていきます。
大人になると1/2〜1/3程露出している人や、性的興奮を受けてクリトリスが勃起したときに包皮が剥ける人が多いです。
クリトリス包皮は小陰唇とつながっているため、小陰唇が大きい人はクリトリスの包皮も余っていることが多いです。
このように、小陰唇とクリトリス包皮には密接な関係があります。
クリトリス包茎とは、包皮が剥けない状態のこと
クリトリス包茎は、クリトリスが通常よりたくさんの包皮に覆われていて、刺激が与えられても安易にクリトリスが露出しない状態のことです。
また、指で包皮を剥くことができる状態の人のことを仮性包茎、剥けない人のことを真性包茎と言います。
クリトリス包茎によって起こるデメリットは、以下の通りです。
- 性行為や自慰行為で快感が得られにくい
- 陰部に垢がたまりやく、においの原因になる
- パートナーに指摘される可能性がある
- 自信喪失につながる可能性がある
クリトリス包茎にお悩みなら、クリトリスの包皮を切除する施術をおすすめします。
クリトリス包茎の手術について
クリトリス包茎手術では、クリトリス包皮の余分な部分を切除します。
クリトリスを覆っている余分な皮が切除されることで、感度や衛生面の改善につながります。
クリトリス包茎手術で切除するのは、クリトリスの包皮の半分ほどです。
クリトリスそのものにメスを入れることはありませんので、どうぞご安心ください。
なお、クリトリスの周辺の傷跡は皮膚のシワに隠れるため、傷跡は非常に目立ちにくくなります。
施術によって目立つような傷跡が増える心配はありませんし、傷跡や痛みが落ち着いてからは普段通り性交渉も可能です。
こんなお悩みの人におすすめ
クリトリス包茎手術は、以下の悩みを持つ方におすすめです。
- クリトリスと包皮の間に汚れが溜まってしまう方
- クリトリスに刺激を与えても快感が得られない方
- クリトリスを刺激したときに皮膚が擦れて痛みがある方
- クリトリスに汚れがたまりやすい方
- 女性器のにおいが気になる方
- クリトリス不感症の方
- 性行為で快感を得られない方
治療法の種類
メス/RFメス
クリトリスの包皮を切除するためには、メスやRFメスを使用します。
RFメスを使用するクリニックもありますが、焼灼でダメージを負うリスクがあります。
当院では、重要な血管にダメージを与えることを避けるため、通常のメスを使用しています。
外縫い
外縫いは、表面同士を糸で縫合する縫合方法です。
外縫いは費用が安価で済むため、「できるだけ安く女性器の見た目をよくしたい」「予算の関係で迷っている」という方に選ばれています。
中縫いと比較すると施術後の傷跡は目立ちやすいため、気になる方には中縫いをおすすめします。
中縫い
中縫いは溶ける糸を用いて副皮(ふくひ)の内部から縫合する方法です。
より時間をかけて縫合するため、傷跡が目立ちにくい綺麗な仕上がりが目指せます。
また、中縫いには溶ける糸を使用しているため、抜糸の必要がありません。
麻酔
当院では、静脈麻酔、笑気麻酔、エクスパレル麻酔を用意しています。
ご希望に応じた組み合わせが可能ですので、カウンセリング時にご相談くださいませ。
クリトリス包茎手術の流れ
カウンセリングを通じて、医師が患部の状態を確認します。
不安なこと、疑問点、ご希望など、どのようなことでもご相談くださいませ。
実際に施術を行う前に、デザインや麻酔を施します。
メスを使用し、クリトリスの包皮を切除します。
施術時間は30~60分程度です。
患部の状態を確認し、問題がなければすぐにご帰宅いただけます。
手術当日は長時間の歩行を避け、帰宅後はできるだけ安静にお過ごしください。
クリトリス包茎手術のリスク・副作用
施術後2〜3日間程度腫れと痛みが続きますが、1週間程度で落ち着くケースが多いです。
縫合した傷も2〜3日程度で癒着しますが、もとの皮膚の状態によっては傷が再度開いてしまう可能性もあります。
施術によって一部の知覚神経が損傷するため、一時的に感覚が薄れる可能性がありますが、これは時間の経過とともに回復します。
また、仕上がりが小さく切りすぎたとしても、取り除いた包皮をもとに戻すことはできません。
そのため、カウンセリングの際にご希望をうかがい、緻密にデザインした上で施術を行っています。
クリトリス包茎手術の注意点
クリトリス包茎手術を受ける方は、以下の点にご注意ください。
- 傷口から血がにじむ可能性があるため、ナプキンを当てることをおすすめします。
- シャワーは当日から可能ですが、水で軽く流す程度にし、擦り洗いは避けてください。
- 入浴は医師の指示があるまでお控えください。
- 施術後はできるだけ安静にし、激しい運動は避けてください。
- 患部に力が加わるような運動や動作は3週間程度控えてください。
- 性交渉は4週間ほどで可能です。
経過には個人差があるので、心配な方は事前にご相談ください。
クリトリス包茎手術に関するQ&A
Q1.施術の傷跡は残りますか?
クリトリスの周辺の傷跡は皮膚のシワに隠れるため、目立ちにくくなります。
ただし、外縫いの場合は傷が目立つ可能性があるため、心配な方には中縫いをおすすめします。
Q2.施術中に痛みはありますか?
患者様のご希望に応じて、静脈麻酔、エクスパレル麻酔、笑気麻酔などを組み合わせて痛くない施術を目指しています。
Q3.小陰唇縮小や副皮切除の施術と同時にすることはできますか?
もちろんできます。
女性器の問題を1度で改善できるだけでなく、ダウンタイムも1度で済むため、ご予算に都合がつくようであれば同時に受けることをおすすめします。
クリトリス包茎手術の費用
当院では、以下の料金でクリトリス包茎の手術が可能です。
- 抜糸あり/110,000円
- ワンデー(抜糸なし)/209,000円
麻酔の種類や施術内容によって料金が変動しますので、詳しくは当院までご相談くださいませ。