前提として、脱毛を安く受けるためには、サロン脱毛ではなく医療脱毛を選ぶことがポイントです。
また、安さやコスパを求める方におすすめの方法は、以下の5つです。
- ダイオードレーザー脱毛(蓄熱式脱毛)を選ぶ
- 脱毛範囲とコース料金から1回あたりの料金を計算し、比較する
- シェービング代やアフターケア代が無料のクリニックを選ぶ
- 全身脱毛ではなく、とくにムダ毛が気になる部位だけ脱毛する
- 学割や体験プラン、モニター制度、キャンペーンを利用する
この記事では、医療脱毛のクリニック選びで損をしないための知識を徹底的にまとめました。
「医療脱毛を受けたいけど、サロン脱毛と比べると高く感じてしまう」「医療脱毛の料金を払いきれる自信がない」という方は必見です。
相場より安く脱毛するために「医療脱毛」を選ぶべき理由

相場よりも安く脱毛するためには、サロン脱毛や家庭用脱毛器ではなく、「医療脱毛」を選んでください。
医療脱毛よりコストパフォーマンスに優れた脱毛方法はありません。
ここまで断言する理由は、医療脱毛とそのほかの方法では期待できる効果が違うからです。
医療脱毛 | サロン脱毛 | 家庭用脱毛器 | |
効果の感じ方 | ★★★★★★ 目に見える効果が実感できる | ★★☆☆☆ 効果が感じられることもある | ★☆☆☆☆ 効果が感じられることもある |
期待できる効果 | 長期的な減毛 永久脱毛 | 一時的な減毛 一時的な抑毛 | 一時的な減毛 一時的な抑毛 |
上図のとおり、高い効果を実感しやすいのは医療脱毛です。
長期的な減毛効果や永久脱毛の効果が見込めるので、1度卒業してしまえば追加料金はかかりません。
一方、サロン脱毛や家庭用脱毛器の場合、効果もマイルドです。
「毛が薄くなった気がする」と感じる人もいれば、「意味がなかった」と感じる人もいます。
サロン脱毛、家庭用脱毛器では毛根が破壊されないので、辞めてしまえばすぐ元通りになってしまうのです。
エステや家庭用のマシンは、一般人が使えるように出力が最大限抑えられてるため、そのぶん年月がかかるのもネックです。
通い放題のエステサロンなどもありますが、「いつまで通っても効果が出ない」なんてケースに陥る可能性もゼロではありません。
また、家庭用脱毛器の場合、「買ったはいいけど効果がわかるまで続けられなかった」なんて方も多いでしょう。
このような理由から、安く脱毛したい人こそ医療脱毛を受けるべき、と言えます。
安く早く効果的に脱毛できるのは、エステサロンではなく医療脱毛なのです。
医療脱毛とサロン脱毛の料金相場比較

医療脱毛とサロン脱毛の料金相場は以下の通りです。
医療脱毛 | サロン脱毛 | |
全身コースの1回あたりの相場 | 3~5万円 | 2~3万円 |
卒業までの相場 | 15~60万円 ※5~12回 | 10~40万円 ※5~12回 |
「やっぱり医療脱毛は高い…」と思った方は、以下の表もご覧ください。
医療脱毛 | サロン脱毛 | |
ワキ脱毛の相場 | 1~2万円 ※5回 | 1~2万円 ※6回 |
VIO脱毛の相場 | 8~10万円 ※5回 | 5~10万円 ※6回 |
顔脱毛の相場 | 8~10万円 ※5回 | 5~10万円 ※6回 |
部分脱毛の相場を見てみると、そこまで料金は変わりません。
1回あたりの料金や部位ごとの料金を算出して比べてみると、たいした違いはないのです。
もちろん破格とも思える料金を打ち出している店舗もありますが、以下のようなケースに陥る可能性もあるので、気を付けましょう。
・カウンセリングを受けたら、広告やHPには載っていない料金を提示された
・毎回追加料金がかかり、広告で見た金額の倍以上を支払うことになった
・施術に関係ない美容商品を無理やり買わされることになった
・安いのは初回だけで、2回目から高額な料金を請求された
どうしてサロン脱毛・医療脱毛の相場が高額なのか?

「医療脱毛のコスパが高いことはわかったけど、そもそも相場価格が高い」
「医療脱毛もエステ脱毛も、冷静に考えてみたらかなり高いのかも…」
今までの解説で、このように考えている方もいるのではないでしょうか。
エステ脱毛が一時的な減毛・抑毛の効果しか見込めないのにもかかわらず、意外と高額な料金設定をしている理由はわかりません。
ただ、医療脱毛の相場が高額な理由は、運用コストがかかるからなんです。
- メンテナンス費用
- 故障やエラーがあったときの修理費
- 医師や看護師などの人件費
とくに熱破壊式脱毛機は1年に1回、フラッシュランプの交換と定期的な冷却ガスの交換をする必要があり、施術料金を大幅に下げることができないのが現状です。
医療脱毛を相場より安くすませたいなら「蓄熱式脱毛」がおすすめ

ただし、相場より安く医療脱毛が受けられる可能性もあります。
その方法は、ダイオードレーザーを使用する「蓄熱式脱毛」を選ぶこと。
蓄熱式レーザーは定期的なダイオードの交換が不要で、メンテナンスコストがかかりません。
故障時はハンドピースの交換をするだけでよいので、クリニックの運営に穴が空きにくい点も利点です。
さらに、照射スピードは熱破壊式レーザーの半分で済むため、人件費のコスト削減にもつながります。
このことから、蓄熱式脱毛に力を入れているクリニックを選ぶことで相場より安く受けられる可能性が高いと言えます。
なお、現状では「蓄熱式脱毛がショット式脱毛に劣る」というデータはありません(2022年4月時点)。
今後、ますます蓄熱式脱毛が普及することが期待されますし、そうなれば医療脱毛の低料金化にも期待できるでしょう。
相場より安く脱毛したいという方は、蓄熱式ダイオードレーザーを取り扱うクリニックを探してみてくださいね。
医療脱毛の料金をさらに安く抑えるための方法

医療脱毛の料金をさらに安く抑えるためのポイントは、以下の通りです。
- 脱毛範囲とコース料金から1回あたりの料金を計算し、比較する
- シェービング代やアフターケア代が無料のクリニックを選ぶ
- 全身脱毛ではなく、とくにムダ毛が気になる部位だけ脱毛する
- 学割や体験プラン、モニター制度、キャンペーンを利用する
医療脱毛は保険の利かない自由診療なので、料金システムやコース内容もクリニックごとに違います。
額面だけ見るのではなく、サービス面もチェックしましょう。
とくに、シェービング代やアフターケア代などの追加料金がかかると支払いが苦しくなってしまいます。
利用者想いの料金システムを採用しているクリニックもたくさんあると思いますので、ぜひじっくり比較してみてくださいね。
学割や体験プラン、初回キャンペーンを使うときの注意点

学割や体験プラン、初回キャンペーンなどを使うときは、契約内容をしっかりチェックしてください。
中にはカウンセリングや予約に繫げるため、ウソの広告を出しているクリニックもあるかもしれません。
3,656機関。これは、2017年に行われた日本美容外科学会(JSAPS)の調査でわかった美容皮膚科や美容外科の総数です。
全国に約4,000もの美容クリニックがあれば、どんな広告を打つのかという集客方法も多岐にわたるでしょう。
そのため、あまりにも相場から外れた料金を打ち出している広告を見つけたら、ホームページや医師の経歴などを隅々までチェックしてください。
また、実際にカウンセリングを受け、「信頼できそうだ」と思えた場合も、割引やキャンペーンが適用される条件についてきちんとチェックしておくと安心です。
正しい知識をつけて、納得して脱毛できるクリニックを選ぼう

- 医療脱毛は、もっともコストパフォーマンスに優れた脱毛方法
- クリニック側にコストがかかるため、今まで大幅な値下げが難しかった
- しかし、蓄熱式脱毛の普及によって低料金化が実現しつつある
- 医療脱毛の料金をさらに抑えるためには、金額やサービス内容などを総合的に比較することが大切
- とくにムダ毛が気になる部位だけ脱毛したり、キャンペーンを利用したりするのもポイント
- ただし、割引やキャンペーンが適用される条件についても要チェック
「なるべく安く脱毛したい」と思っていても、医療脱毛について詳しくなければ損をしてしまうかもしれません。
「医療脱毛についてあまり詳しくない」という方は、クリニックが取り扱うレーザーの種類や機種名、波長、効果、リスクなど、正しい知識を身につけましょう。
そうすれば、おのずと「高品質なサービスが相場より安く受けられるクリニック」が見分けられるようになります。