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膣ハイフの効果と副作用について医師が解説

2022 6/30
膣ハイフの効果と副作用について医師が解説

膣ハイフ(HIFU)は、骨盤底筋群や腟粘膜の衰えによって膣の緩みや尿漏れが生じている方に適した施術です。

このページでは、腟ハイフの方法、特徴、ほかの治療法との比較、副作用など気になる疑問をまとめました。

膣周りの症状にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

膣が緩む原因は「骨盤底筋群」と「腟粘膜」の衰え

膣が緩んだり尿漏れが起きたりする原因は、以下の2つだと考えられます。

原因①「骨盤底筋群」が衰えている

膣の緩みには、骨盤底筋群が関係しています。

骨盤底筋群とは、骨盤の底部分にあるハンモック状の筋肉の総称です。

女性の子宮や膀胱、直腸などの臓器はこの骨盤底筋群によって支えられ、正しい位置で保たれています。

しかし、妊娠や出産、加齢、肥満、腹圧がかかるスポーツなどが原因で骨盤底筋群が引き延ばされることで膣に緩みが起きてしまうのです。

ちなみに、骨盤底部は上から臓側(ぞうそく)骨盤隔膜、骨盤隔膜、尿生殖隔膜に分かれています。

これらの隔膜は肛門挙筋や尾骨筋、恥骨結合、座骨結節などさまざまな筋膜や靱帯と繋がっています。

骨盤底筋の力が弱まることで子宮脱(骨盤臓器脱)が起きる可能性もあるため、女性にとって重要な器官のひとつだと言えるでしょう。

原因②ホルモンの乱れや加齢によって「腟粘膜」が衰えている

また、膣粘膜が衰え、コラーゲンが減ってしまうことも膣の緩みの原因です。

膣粘膜の衰えに関係しているのは、加齢です。

女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減少するため、膣粘膜が萎縮し、薄く、硬くなってしまうのです。

膣粘膜をつかさどるエストロゲンは30代後半から右肩下がりに減っていくため、膣粘膜が衰えることで尿漏れや性交痛、膣炎などが起きやすくなってしまいます。

また、20代~30代前半の若い女性でもストレスや睡眠不足、過度なダイエット、不規則な食生活などを自覚している方は要注意。

ホルモンの乱れから月経不順やエストロゲンの分泌量低下が起こり、若くして腟粘膜の衰えを感じるケースもあります。

ホルモンバランスの乱れや加齢によって膣粘膜が衰えている場合、ハイフでコラーゲンの生成を促してあげることをおすすめします。

超音波刺激によるコラーゲン生成

膣ハイフとは、その名のとおり膣にHIFUを当てていく施術で、High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)というエネルギーを使用します。

膣は粘膜のため、専用の機器を使って膣壁に当てていきます。

膣壁にHIFUを当てるとコラーゲンが生成されるので、以下のような効果が期待できます。

膣HIFUの効果
  • 腟縮小による緩みの改善
  • 膣の引き締め・弾力アップ
  • 尿漏れの予防・改善
  • 性交痛の改善
  • 感度アップ
  • 萎縮性膣炎の予防

どうしてコラーゲンが生成されるのかというと、HIFUのエネルギーでダメージを受けた粘膜が修復される過程で、新たなコラーゲンが大量に再生されるからです。

なお、膣ハイフの効果はおよそ3週間ほどで現れ、1年ほど持続します。

1回の施術時間は30分~45分ですので、継続しやすい点も嬉しいポイントだと言えるでしょう。

膣の緩み、尿漏れ、性交痛などに悩む方におすすめ

膣HIFUがおすすめできる人の特徴
  • 膣の緩みが気になる方
  • 入浴中、お湯が腟内に入ってしまう方
  • 尿漏れを起こしてしまう方
  • 性行痛がある方
  • 感度をアップさせたい方
  • 出産を経験している方

腟HIFUは、上のような方におすすめです。

腟HIFUによって腟壁の弾力性や締まりが改善されることが見込めるため、膣の緩さや加齢による膣萎縮に悩んでいる方はぜひご検討ください。

膣HIFU以外の治療法

膣HIFU以外の治療法としては、以下2つが挙げられます。

注入法

腟壁内に「フィラー」と呼ばれる皮膚充填剤を注入して、膣を内側から膨らませてゆるみを解消する施術法が、注入法です。

フィラーには人体に注入しても害のない素材が使用されており、「ヒアルロン酸」が代表的です。

注射でフィラーを注入する施術法のため「痛いのではないか」と思う方もいるでしょうが、局所麻酔を使用するため痛みへの心配はほとんどありません。

10~20分と短時間で施術できるため、手軽さもあります。

ただし麻酔や腟壁に直接注射する施術に抵抗感がある場合は、腟HIFUがおすすめです。

手術

腟壁を縫い縮めたり、膣の入り口付近にある会陰部を切除・縫合して引き締めたりする外科的な手術法もあります。

膣の入り口から奥まで、希望する範囲を引き締めることが可能で、半永久的な効果が見込める点がことがメリットです。

ただし、手術後の出産や加齢によって腟のゆるみが生じるケースもあります。

また、人によっては体、また膣にメスを入れるため、「怖い」と感じる方もいらっしゃいます。

ダウンタイムも長いため、手軽な方法を求めるのであれば腟HIFUがおすすめです。

施術の流れ

膣HIFUは、以下の流れで行います。

  1. カウンセリング
    実際に施術を行う前に、カウンセリングにて症状や施術についてのご心配な点のご相談をお受けします。
  2. 施術
    腟HIFUの専用機器を使用して、膣内に照射を行います。
  3. アフターケア
    施術後の経過にご不安などがある場合は、女性の専門医が責任を持ってアフターケアを行います。

腟ハイフの副作用とリスク

膣HIFUの施術後には、多少の痛みや腫れ、違和感などが残る場合があります。

これらは一時的なもので、時間が経過すれば改善していきます。

なお、持続的な副作用や後遺症など、重大なリスクの報告はありません(2022年4月時点)。

ただし、以下に当てはまる方はリスクの観点から施術ができません。

膣ハイフが受けられない方
  • 生理中の方
  • 妊娠中の方
  • 産後6か月未満の方
  • 膣内に傷や出血がある方
  • 性器ヘルペスがある方
  • 子宮関連の病気がある方
  • 子宮内避妊用具やその他の器具を使用している方
  • 婦人科検診で異常があると指摘された方

このほか、薬剤やペースメーカーなどを使用している場合も膣ハイフが受けられない可能性があるため、詳しくはカウンセリングにてご相談ください。

当院採用の「yoniHIFU」ハイフは、より効率的にアプローチできる

膣HIIFUは他院でも提供されていますが、当院で使用している「yoniHIFU」は腟壁の広範囲かつ奥深くにまでエネルギーを届けられる点が特徴です。

というのも、HIFUには「点状照射」と「線状照射」ができるものがあります。

点状(ドット状)に照射していくHIFUには、粘膜の表面にエネルギーを与えてしまったり、エネルギーが浅い層にしか届かなかったりするデメリットがあります。

一方、当院で採用しているHIFUは線状(リニア状)にエネルギーを照射できるので、粘膜の表面にエネルギーを与えることなく、広範囲、かつ深い層にまでアプローチできるのです。

なお、当院で使用しているyoniHIFUは、当院院長の高 尚威が開発したマシンです。

さらに当院には専属エンジニアの種本 欣也が在籍しており、医師×エンジニア×大学×メーカーというタッグで従来のマシンの問題点・不足点を踏まえたマシン開発に努めています。

関連記事:yoni HIFU(ヨニハイフ)の実績や従来機器との違いを解説

費用

当院の膣HIFUは、税込110,000円です。

初診料や再診料、カウンセリング料、予約変更・キャンセル料、入会金などは一切いりません。

カウンセリングのみのご利用も可能ですので、膣の緩みや尿漏れ、性交痛などにお悩みの方は、お気軽にご相談くださいませ。

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