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医療脱毛による硬毛化の対処法は?起きやすい部位や予防法、おすすめの機器も紹介

2022 4/18
医療脱毛による硬毛化の対処法は?起きやすい部位や予防法、おすすめの機器も紹介

医療脱毛を受ける方の中には、「硬毛化」を心配している方も多いはず。

実際に硬毛化が起こってしまい、どのように対処したらいいのか混乱している方もいるかもしれません。

しかし、現在までにさまざまな研究がされており、硬毛化の改善・予防も目指せますので、まずはご安心を。

それでは、以下で硬毛化が起こってしまったときの対処法起こりやすい部位、見分け方、予防法について解説します。

目次

医療脱毛で起こり得る硬毛化は、毛が太く長くなる現象

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そもそも硬毛化とは、毛が太く長くなる現象のこと。多毛化、増毛化と呼ばれることもあります。

硬毛化が起こると、脱毛前より毛が目立つケースもあり、混乱したりクリニックに不信感を抱いたりする方も少なくないでしょう。

しかし、もし硬毛化が起こっても、あまり心配しないでください。

硬毛化が起こった部位への対処法や起こりやすい部位、マシン(波長)についてもだんだんと明らかになってきており、十分に配慮できます。

それぞれの項目について、以下で詳しく解説しますね。

硬毛化が起こる確率はかなり低い

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実は、硬毛化が起こる確率については諸説あります。

たとえば、アレキサンドライトレーザー使用時の有害事象発現率を調査したデータによると、硬毛化が起こったのは4,301中4件。

このデータの累積発現率で言うと、硬毛化が起こるのはわずか0.0930%だそうです。

一方、「約10%の頻度の報告がある」という説もあり、正確な発生率についてはわかっていません。

ただ、硬毛化の原因についてもだんだん明らかになってきており、配慮しながら脱毛することもできるので、「硬毛化が起こる確率はかなり低い」と言ってしまっていいでしょう。

参照元:審議結果報告書乃木田 俊辰

硬毛化が起こりやすいのはアレキサンドライトレーザー

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硬毛化は、レーザー脱毛やIPL脱毛の影響で起こります。

中でも硬毛化の発現率が高いのは、アレキサンドライトレーザーで、特にパルス幅が短いジェントルレーズに起こりやすいことがわかっています。

毛根の直径とパルス幅には密接な関わりがあり、毛根の直径が小さければパルス幅を短くし、毛根の直径が大きければ長いパルス幅でアプローチする必要があります。

「だったら最初からパルス幅を短くしよう」という考え方で開発されたものがジェントルレーズです。

しかし、これだと本来毛を当てるために必要なエネルギーが照射できず、生き残った毛根がサイトカインなどの影響で異常に成長し、硬毛化が起こるのだと言われています。

大々的には公表されていませんが、「3~5msecほどのパルス幅では硬毛化のリスクが高い」というデータも出ており、これがアレキサンドライトレーザーで硬毛化が起きる理由だと考えられます。

一方で、YAGレーザーや蓄熱式ダイオードレーザーで硬毛化が起こったという報告はほとんどありません。

YAGレーザーは濃く太い毛に対する部分使いには向いていますが、痛みが非常に強く、全身脱毛には向きません。

硬毛化を予防しながら効果的に脱毛するためには、蓄熱式レーザーがおすすめです。

硬毛化が起こりやすい部位と硬毛化になりやすい人の特徴まとめ

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硬毛化が特に起こりやすい部位と、硬毛化になりやすい人の特徴は、以下の通りです。

硬毛化しやすい部位・上腕
・背中
・うなじ
・フェイスライン
・関節周囲
硬毛化しやすい人・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の未治療患者
・痛みにとても弱い人
・毛の密度が高い人
・毛が多方向に生えている人

特に薄い毛が硬毛化しやすいと言われていますが、密度の高い部位や毛が多方向に生えている部位など、脱毛が難しい部位に起こることもあります。

また、痛みにとても弱く、低出力での照射を望む人も硬毛化を起こしやすいという特徴があります。

その他で言うと、PCOSにかかっており、未治療の人も硬毛化のリスクが高いです。

PCOSとは、卵巣内の男性ホルモンが多いことで卵胞の発育に時間がかかり、なかなか排卵しない疾患のこと。

無月経、月経不順、ニキビ、多毛、肥満などが主な症状であり、月経がある女性の5~10%が発症するため、珍しくはない病気です。

気になる方は1度検査を受け、PCOSの治療後に医療脱毛を受けるようにしてください。

参照元:日本生殖内分泌学会雑誌

硬毛化したときの対処法は2つ!脱毛は続けてOK

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硬毛化が起こってしまうと、「もう脱毛はしない方がいいのか」と気になってしまうでしょう。

確かなデータはまだ出ていませんが、硬毛化が起こっても脱毛を続けることは可能です。

硬毛化が起きて体毛が太く長い状態になってしまっても、結局は「毛」ですから、医療レーザーを当てても問題ないでしょう。

なお、硬毛化してしまったときの対処法としては、以下の2つが考えられます。

  • 硬毛化が起きた機器を使うのを辞め、別の機器に切替える
  • 硬毛化が起きた機器を使い続ける場合、施術回数を増やすか強めのフルエンスで照射する

つまり、本来脱毛するために必要だった適切なダメージを与える必要があるのです。

どのような方法を取るのかについてはクリニックの方針によって異なりますので、まずは医師に相談してください。

ちなみに、硬毛化が起きた後、あえて何もしないで放置したところ、1年程度で改善したという報告もあります。

一方で、10年以上硬毛化が残ったという報告もあります。

そのため、別の機器で照射を続けるか、同じ機器を使う場合は出力を上げて照射または照射回数を増やすのがおすすめです。

参照元:宮地 良樹

硬毛化のリスクを減らすための対策方法は5つ

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硬毛化が起こってしまった場合、本来その部位の毛を脱毛するために必要なダメージを与えることで改善が目指せます。

とはいえ、これから医療脱毛を受けるのであれば、硬毛化自体を防ぎたいでしょう。

硬毛化のリスクを減らすための対策方法としては、以下の5つが考えられます。

  • 蓄熱式ダイオードレーザーで施術する
  • 施術部位周辺にコールドパックを置く
  • 施術間隔を4~6週と短くする
  • 痛みがある場合、出力を下げるのではなく麻酔をする
  • 日焼けや色素沈着が改善してから脱毛する

先述の通り、硬毛化は本来毛を当てるために必要なエネルギーが照射できず、毛根が生き残ってしまうことが原因で起こると考えられてます。

しかし、施術中の痛みに耐えきれない方、日焼けなどで高フルエンスで照射できない方の施術ではパルス幅を下げる必要があり、エネルギーが不足することで硬毛化のリスクが高まります。

また、アレキサンドライトレーザーは硬毛化しやすいため、硬毛化を予防するために蓄熱式ダイオードレーザーを使用するのもひとつの方法です。

硬毛化のリスクに配慮したいなら「ヴィーナスワン」もおすすめ

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脱毛前よりも毛が太く長くなってしまう硬毛化を防ぐためには、硬毛化が起きやすい機器を避け、適切な出力でアプローチすることが大切です。

痛みに弱い方が硬毛化を起こしやすいという特徴もあるため、麻酔をするか、痛みに配慮されたマシンを選ぶのもおすすめです。

当院開発の蓄熱式ダイオードレーザー「ヴィーナスワン」であれば、痛みにも硬毛化のリスクにも配慮しながら効果的に脱毛できます。

これから医療脱毛を受ける方や、すでに硬毛化が起こってしまい、別の機器で脱毛しようと考えている方は、ぜひヴィーナスワンによる施術をご検討ください。

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