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医療ハイフとエステハイフの安全性の違いについて解説

2023 11/09
医療ハイフとエステハイフの安全性の違いについて解説

この記事では、シワやたるみの改善、小顔効果などが期待できる施術・HIFU(ハイフ)の安全性についてまとめています。

ハイフはエステサロンやセルフエステでも取り扱われている施術である一方、やけどや顔の神経麻痺、視力障害などを引き起こす可能性があります。

ハイフの施術で起こりうる事故のケースや、どのようなクリニックであれば高い安全性に期待できるのかなどを医師目線でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ハイフはシワ・たるみなどにアプローチ可能な施術

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そもそもHIFU(ハイフ)とは、High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)を意味します。

虫眼鏡で光を集めるのと同じような原理で超音波の熱エネルギーを皮下組織や脂肪、SMAS筋膜などに当てることでシワ・たるみの改善や、ハリツヤの向上が期待できます。

エステサロンなどでのハイフによる事故が後を絶たない

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現状、ハイフの施術は美容クリニックのほか、エステサロンやセルフエステなどで行われています。

この項目では、エステサロンなどで行われるハイフの危険性について見ていきましょう。

エステサロンではハイフの施術を行わないように定められている

エステティック業界の主要団体では、「加盟するエステサロンなどでハイフの施術を行わないこと」と定めています。

しかし未加盟のエステサロンの数は22,300店舗にのぼる(そのうちハイフの施術を行っているのは4,600店舗)といわれており、これらの店舗では未だにハイフの施術が実施されています。

そのため、やけどや顔の神経麻痺、視力障害などの重大な被害報告が後を絶たないのが現状です。

参考:消費者安全調査委員会「エステサロン等での HIFU(ハイフ)による事故」

エステサロンでの事故件数が後を絶たない

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事故情報データバンクによると、ハイフによる事故情報登録件数のうち、特にエステハイフでの事故は医療ハイフより顕著に多いとわかっています。

また、施術場所別の事故件数についてはそれぞれ以下のとおりです。

傷病内容エステサロンセルフエステ美容クリニック
神経・感覚の障害7件(3件)3件(3件)5件(2件)
皮膚障害16(1件)1件(0件)8件(0件)
やけど46件(10件)3件(1件)12件(0件)
その他27件(3件)1件(0件)6件(1件)
96件(17件)8件(4件)31件(3件)

※2015年11月~2022年12月で事故情報データバンクに登録された情報
※表中の()は、傷病の程度が1ヶ月以上の事故件数

美容クリニックに比べて、エステサロンでの事故件数が多い傾向にあることが見てとれるでしょう。

なお、当院ではハイフによる事故は2023年10月時点で報告されていません。

参考:消費者安全調査委員会「エステサロン等での HIFU(ハイフ)による事故」

エステハイフでの事故事例

以下は、事故情報データバンクシステムに寄せられた事故事例です。

いずれもエステサロンでハイフを受けた人の情報です。

「美容系広告サイトを見てエステ店で4千円のハイフの施術を受けたが顎を火傷した。返金されたが痕が残るかもしれない。」

引用:事故情報データバンクシステム

「エステサロンでほうれい線のハイフ施術を受けた後、口の周辺の感覚がなくなり顔面神経麻痺と診断された。治療費を払ってほしい。」

引用:事故情報データバンクシステム

「1年前、妻がエステサロンでHIFUを受け右まゆがつりあがった。3か月程で症状は治まると説明されたが、未だに改善されない。」

引用:事故情報データバンクシステム

「エステサロンに行きハイフの契約をし施術を受けたがその後から顔の痺れがずっと続いていて医療機関の受診をするよう言われた。」

引用:事故情報データバンクシステム

「エステサロンで顔にHIFUの施術後、目が痛み視界がぼやけ眼科を受診したら黒目の皮が剥けていると言われた。補償してほしい。」

引用:事故情報データバンクシステム

エステハイフでの事故が起こる要因

消費者安全調査委員会の調査によると、ハイフの施術における事故などの原因は以下のとおりだと言われています。

  • 照射出力が高い機器が使用されていること
  • 安全上、信頼性の低い機器が使用されていること
  • 施術に必要な知識を持たない者が行ったこと
  • エステ業界に注意喚起が行き渡っていないこと
  • 利用者自身もリスクについて知らないこと

参考:消費者安全調査委員会「エステサロン等での HIFU(ハイフ)による事故」

効果・安全を求めるならやっぱり医療ハイフが安心

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ここまでエステハイフの危険性について解説してきました。

本来ハイフは、神経や血管の位置などの解剖学の正しい知識を持つ者が適切な方法で行うべき施術です。

効果はもちろん安全性の観点から見ても、やはり医療ハイフが安心です。

万が一医療ハイフで何らかのトラブルが起きた場合でも、美容クリニックであれば速やかに処置を行うことができます。

一方のエステサロンでは施術者が医療従事者ではないため、すぐに適切な処置が受けられません。

また今後はエステサロンやセルフエステでのハイフが行われないようにする取り組みが強化されることも予想されています。

以上のことから、美容クリニックや美容皮膚科など医療機関でハイフの施術を受けることを強く推奨します。

参考:消費者安全調査委員会「エステサロン等での HIFU(ハイフ)による事故」

オリジナル機器「スーパーハイフRT」について

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ウィクリニックでは、より安心安全なハイフ施術を実現するためにもオリジナルの医療ハイフ「スーパーハイフRT」を自社開発しています。

スーパーハイフRTは従来品スーパーハイフの進化版であり、痛みを大幅に軽減しつつもスーパーハイフと同等の効果が期待できる点が特徴です。

医療用のハイフにはスーパーハイフRTやスーパーハイフのほかにも、フォーカスネオプロ、Ultra G-Lift、ウルトラハイフなどさまざまなものがあります。

そのため、以下の表にそれぞれの違いをまとめました。

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表のように、スーパーハイフRTでは11列×往復リニアという照射方式を採用しています。

すぐに往復して熱エネルギーを与える仕組みのため、皮膚が受ける熱エネルギー量が減少しそのぶん痛みが軽減されるという仕組みです。

特に以下のようなお悩みをお持ちの方は、スーパーハイフRTによる施術を検討してみてください。

スーパーハイフRTがおすすめな人
  • たるみやシワを改善させたい
  • たるみを予防したい
  • 肌のハリツヤが気になる
  • ハイフの施術を受けたことがあるが効果を実感できなかった
  • ハイフの施術を受けたいが痛みが心配
  • 麻酔を使用すると時間や費用がかさむ点が気になる
  • 糸リフトには抵抗がある

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医療ハイフならウィクリニックへ

エステサロンやセルフエステでも未だにハイフを取り扱っている店舗がありますが、効果面でも、安全面からもおすすめすることはできません。

本来ハイフは、正しい知識を持つ医療従事者が適切な方法で行うべき施術です。

ウィクリニックでは、安全性を追求することはもちろんのこと、オリジナル機器「スーパーハイフRT」を用いて低侵襲かつ効果的な施術の実現を追求しています。

皮膚のたるみやシワ、ハリ不足などのエイジングサインにお悩みの方、安心してハイフを受けられるクリニックをお探しの方は、ぜひ一度当院のカウンセリングにてご相談ください。

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